鍼は痛いか?

初めて鍼を受ける患者さんに対し、いつも言うことは、皮膚には触圧点、痛点、温点、冷点があり、痛点に当たった時にはチクッとした痛みがあるので、その時には鍼をすぐ抜くので話してほしいと言います。これらの点の皮膚分布密度は、身体の部分によって異なりますが、平均すると皮膚1㎠当り、触圧点25、痛点100~200、温点0~3、冷点10~25とされています。痛点の皮膚分布密度が高いのは、身体を危険から守るための警鐘の意味があるのでしょう。
それとは別で、鍼を刺入していくと神経にさわるような重い感じがすることがあります。これを鍼のひびきと言うのですが、これは痛点に当たった時の痛みとは違います。
初心者は、痛点に当たった時の痛みとひびきの区別が分からず、我慢してしまうことがあり、それで鍼は痛いものと認識してしまうことがあります。また痛いとは言いにくく、気を使ってしまうこともあると思います。初心者には、まずはこれを分かってもらいたいと思います。

鍼は痛いか?” に対して2件のコメントがあります。

  1. かつみ より:

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    1. katsumi より:

      ご覧いただき、ありがとうございます。
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