アバが40年ぶりに再結成しました!
70年代をリアルタイムで過ごした人なら、多くの人が知っているであろうアバというボーカルグループが、40年ぶりに再結成しニューアルバムを出しました。近年は「マンマ・ミーア!」というアバの曲をメインにしたミュージカルや映画があるので、それでご存知の方もいることでしょう。
スウェーデン出身のビョルンとベギーという男性二人が1972年に「木枯らしの少女」という歌でデビューした後、1974年にアグネッタとアンネフリーダという女性二人が加わり、アバというボーカルグループを結成しました。アバという名の由来は男性二人と女性二人の頭文字がAとBであることからきています。ABBAの2番目の文字のBは、ロゴでは左右が反転しています。「ダンシング・クイーン」や「テイク・ア・チャンス」など数々のヒット曲を世に送り出した後、1982年に解散しました。
アグネッタとビョルン、アンネフリーダとベギーのそれぞれのペアは結婚もしましたが、それぞれに離婚し、それでも解散するまで共に活動を続けました。
アバのニューアルバム「ヴォヤージ」は全10曲37分09秒で、長過ぎず短か過ぎずの最適な演奏時間。金環日食をモチーフにしたジャケットデザインも、奇跡的な再結成を象徴しているようで素敵です。
その1曲目は「I Still Have Faith in You」で、直訳すれば「私はまだ、あなたを信頼している」という意味になります。 詞や曲はビョルンとベギーによるものですが、この対訳の一部をここに記してみます。対訳は今井スミさんによります。
あなたを今も信じてる
やっとわかったの
何年経っても、なぜだかあの信頼は生き続けている
絆があった
気持ちも思いも結ばれていた
それは貴く、そう、とても得がたい絆
確かな信頼が私たちの中にある
新たに湧いてきた熱意と決意
苦も楽も共にして
紡いだ私たちの物語は
ここまで生き永らえてきた
互いが互いを必要としている
リングに上がった闘士のように
一緒に乗り切ろう
何よりも大切なのは
情熱と勇気だから
ナチュラルでポジティブな詞は、さらに続きます。アバ解散から40年がたつのに、その間がつながっていて、過去を受け入れて、現在も活きいきと生きており、明るい未来に向かっている感じがとてもいいのです。
写真は、ユニバーサルミュージック アバ「ヴォヤージ」 2021年11月
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